GrapeCity社の.NET帳票コンポーネントであるActiveReportsを使用してデータバインドを行い、帳票を出力する方法を紹介します。
事前準備
ActiveReportをダウンロードする。
ActiveReports for .NET Standard(日本語版) をダウンロード (componentsource.co.jp)
本作業
①ActiveReportsクラスを作成する。
①-1.プロジェクト追加したいフォルダを右クリックし、「新しい項目」を選択

①-2.ActiveReports 11.0 セクションレポート(コード)を選択→該当の名前にして「追加」を押下。

①-3.①-2で作成したファイルをデザイナーで表示する。ツールボックスから「ActiveReports 11 セクション」→「TextBox」を選択し、ドラッグ&ドロップ。

ドラッグ&ドロップ
↓のようになります。

①-4.①-2で作成したファイルをコードで表示する。以下のように「SetData」メソッドを追加する。21行目のように値をセットする。今回は”テスト文言”をセットしています。
/// <summary>
/// SectionReport1 の概要の説明です。
/// </summary>
public partial class SectionReport1 : GrapeCity.ActiveReports.SectionReport
{
public SectionReport1()
{
//
// デザイナー サポートに必要なメソッドです。
//
InitializeComponent();
}
/// <summary>
/// 動的データの設定を行う
/// </summary>
public bool SetData()
{
try
{
this.textBox1.Text = "テスト文言";
}
catch (Exception ex)
{
throw ex;
}
return true;
}
}
①-5①-2で.作成したクラス(SectionReport1)のインスタンスを作成してPDFファイルを出力する。
public override void BatchMain()
{
try
{
var sr = new SectionReport1();
// データセット
sr.SetData();
// 実装開始
sr.Run(true);
// PDF出力
var pdfFileName = "test.pdf";
var pdfExport1 = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.Section.PdfExport();
pdfExport1.Export(sr.Document, Path.Combine(@"..\PDF_Out\", pdfFileName));
// 停止
sr.Stop();
}
catch (Exception ex)
{
this.ExceptionHandler(ex);
}
}

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